化粧表面 / 色柄と質感
空間の印象をつくる、目に見える仕上げ部分です。木目・石目・単色などから選べ、表面の仕上げや接着仕様は品番によって異なります。
もち米メラミン合板MATERIAL & TECHNOLOGY
もち米由来成分を配合した接着剤を、合板基材に。
家具・収納向けの化粧合板を、素材と構造からご紹介します。
木の薄板を重ねた多層構造に、
強一独自の接着技術を。
強一もち米メラミン合板は、木材を重ねた合板基材に、色柄を楽しめる化粧仕上げを施した板材です。基材の接着には、もち米粉とマグネシウム系成分を配合した接着剤を使用しています。
中国での製品名は「糯米板」です。「もち米」は基材の接着剤に配合する成分を指し、板全体がもち米でできているわけではありません。表面の化粧仕上げ・接着仕様は、品番ごとにご案内します。
主要性能を一覧で見る
空間の印象をつくる、目に見える仕上げ部分です。木目・石目・単色などから選べ、表面の仕上げや接着仕様は品番によって異なります。
木の薄板を重ねた、家具の形を支える部分です。芯材を選別し、各層への接着剤の塗布、積層、圧締を経て一枚の板に仕上げます。
もち米粉とマグネシウム系成分を配合した接着剤が、木材の層をつなぎます。「もち米」という名称は、この基材接着剤の成分に由来します。
基材の接着剤には、もち米粉、酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、水を使用しています。もち米由来の植物成分と鉱物系成分を組み合わせた配合が、強一の製品づくりの特徴です。
メーカーは、基材接着剤の製造工程でホルムアルデヒドを添加しない配合を採用していると説明しています。接着剤への「無添加」と、完成した板材からの「放散量」は別のものです。製品の放散量は、試験報告書の測定結果をご確認いただけます。
ホルムアルデヒド放散量を確認する強一は、もち米を用いる伝統的な建築材料「糯米灰漿」から着想を得て、基材の接着剤を開発したと紹介しています。その着想を、現在の材料と製造工程に取り入れた製品が「糯米板」です。
配合と開発の経緯はメーカー提供資料に基づきます。上記は合板基材の接着剤についての説明です。表面の化粧仕上げに用いる接着剤の仕様は、品番ごとにご確認ください。
室内で使う素材への配慮、強さ、耐久性。
用途に合う材料選びを、試験結果から。
| 性能項目 | 試験結果・評価 | 用途・確認ポイント | 関連資料 |
|---|---|---|---|
| ホルムアルデヒド放散量 |
未検出 / ENF要求に適合検出限界:0.005 mg/m³ GB/T 39600-2021 |
室内で使用する家具の材料選びに。「未検出」は放散量がゼロであることを意味しません。 | 試験報告書 |
| 防カビ性能 |
0級試験条件下でカビの発育なし JC/T 2039-2010 |
収納家具のカビ対策を考える際の参考に。効果は試験条件に限られ、換気・湿度管理も必要です。 | 試験報告書 |
| 抗菌性能 |
抗菌率99%超対象:大腸菌 / 24時間後の評価 JC/T 2039-2010 |
清潔さに配慮した家具づくりに。すべての菌への効果や感染予防を保証するものではありません。 | 試験報告書 |
| 耐水性 |
浸漬剥離試験に適合II類合板 / 63±3℃の温水 試験片6個すべて適合 GB/T 9846-2015を参照 |
キッチン収納など湿気のある場所の材料選びに。木口・接合部の処理が必要です。屋外や常時浸水環境での使用は保証していません。 | 試験報告書 |
| 吸水膨張率(24時間) | 対象仕様ごとに個別確認試験方法・条件を含めてご案内します。 | 水分による寸法変化を検討する際の指標です。必要な評価値がある場合は、用途と製品仕様を添えてお問い合わせください。 | お問い合わせ |
| ねじ保持力 |
板面 2,040 N木口 1,320 N 試料の厚さ:18 mm |
扉の丁番や引き出しのレールなど、金具を取り付ける際の参考に。実際の固定力はねじや加工条件によって異なります。 | 試験報告書 |
| 防蟻性能 |
食害の評価:9.5級室内試験 / 4週間 GB/T 18260-2015 |
報告書では試験片表面の食害はわずかと評価されています。建物全体やすべての使用環境での防蟻効果を保証するものではありません。 | 試験報告書 |
| 表面のひび割れに対する耐性 |
5級要求値:4級以上 GB/T 34722-2017 |
家具の表面の美しさを保つための耐久性指標です。家具全体の反り・変形に対する評価ではありません。 | 試験報告書 |
| 燃焼性能 |
中国規格 B1(B)級に適合付加等級:s2・d0 GB 8624-2012 |
燃焼時の挙動を確認する資料です。厚さ17.8 mmの試料を壁面に固定する条件で評価されています。日本の不燃・準不燃・難燃材料の認定を示すものではありません。 | 試験報告書 |
試験結果はメーカー提供の各報告書に基づき、試験に使用した試料に限られます。試料・試験条件は報告書ごとに異なります。すべての製品・色柄や施工後の性能を保証するものではなく、日本国内の認定取得を示すものではありません。報告書は中国語PDFです。
試験資料をすべて見る収納家具や造作家具は、日々の暮らしに身近なもの。強一もち米メラミン合板は、基材の接着にもち米粉とマグネシウム系成分を配合した接着剤を使用し、ホルムアルデヒド放散量の低さを特徴としています。
中国規格GB/T 39600-2021に基づく試験で「未検出」、ENFの要求に適合した結果が報告されています。検出限界は0.005 mg/m³です。「未検出」は放散量がゼロであることを意味しません。
放散量の試験報告書(中国語PDF)キッチン収納や洗面まわりの家具では、湿気に加え、接着層の耐水性も材料選びのポイントになります。基材に用いる合板について、湿潤条件で使う合板の耐水試験で適合結果が報告されています。
GB/T 9846-2015を参照したII類合板の浸漬剥離試験では、63±3℃の温水に浸した後の接着層を評価し、試験片6個すべてが基準に適合しました。水まわりでの使用には、表面・木口・接合部の処理も必要です。屋外や常時水に浸かる環境での使用を保証するものではありません。
耐水性の試験報告書(中国語PDF)扉の丁番や引き出しのレールなど、家具には多くの金具が使われます。ねじを保持する力は、こうした金具を取り付ける際に確認したい性能のひとつです。
厚さ18 mmの試料で、板面2,040 N、木口(板の側面)1,320 Nを記録しています。曲げ強さの試験でも、中国規格への適合結果が報告されています。家具としての耐荷重や金具の固定力は、板厚・寸法・ねじ・取り付け方法によって異なります。
ねじ保持力の試験報告書(中国語PDF) 曲げ性能の試験報告書(中国語PDF)家具の扉や側板は、見た目の美しさも大切です。表面のひび割れに対する耐性を調べる試験では、GB/T 34722-2017の基準で5級(要求値4級以上)の結果が報告されています。
表面の耐水蒸気・耐乾熱・耐湿熱などの試験報告書もご確認いただけます。これらは表面性能の試験であり、家具全体に反りや変形が生じないことを保証するものではありません。
表面耐久性の試験報告書(中国語PDF)収納の材料選びでは、湿気とともにカビへの配慮も欠かせません。厚さ18 mmの試料を用いたJC/T 2039-2010に基づく試験では、抗菌率99%超(対象:大腸菌)、防カビ等級0級(試験条件下でカビの発育なし)が報告されています。
効果は試験対象の菌と条件に限られます。室内全体の衛生状態や感染予防を保証するものではなく、日常の清掃・換気・湿度管理も大切です。防蟻についても、別途試験報告書をご用意しています。
抗菌・防カビの試験報告書(中国語PDF) 防蟻の試験報告書(中国語PDF)木目の温かみ、石目の表情、単色のすっきりした仕上がり。88種類の掲載色柄から、家具や空間のイメージに合う候補を探せます。品番で候補を選び、サンプルやお見積りをご相談いただけます。
色味・質感は現物サンプルでご確認ください。対応可能な板厚・仕上げ・お取引条件は、品番ごとにご案内します。
色柄コレクションを見る製品構成はメーカー提供資料、試験結果は各報告書に基づきます。結果は試験に使用した試料のもので、すべての製品・色柄や施工後の性能を保証するものではありません。中国規格による試験結果は、日本国内の認定取得を示すものではありません。
性能・試験データを詳しく見る扉、棚、キャビネットなど、用途によって必要な板厚や支持方法は異なります。サイズ、荷重、取り付ける金具を含めて仕様をご検討ください。
色柄に加えて、表面仕上げや木口(板の切断面)の処理も大切です。加工方法や使用環境に合わせてご相談いただけます。
画面上の色味だけではわからない質感や加工性を、現物で確認。必要なサンプルの品番や仕様をお知らせください。
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